【1日限定ショップ】ワークショップ・各担当レポート1

「1日限定ショップ」レポート第二弾!
各担当者の1日限定ショップの感想に加えて、
午後から開催致しました”ワークショップ”各担当者の詳細レポートをお伝えします。

*ワークショップ
私たちと一緒にこの秋の新作を考えてみませんか?
参加して頂く皆さまに、実際の商品企画開発の流れの一部を体験して頂けるワークショップを開催致しました。
パタンナー、工場長、店長の3名がそれぞれのテーマで、皆さんと一緒に新作を考えました。

■パタンナー
一日限定ショップを終えて・・・
かねてよりお客様の声や表情を、直に吸い上げたうえで開発に臨みたいと感じていました。

当日はお客様の楽しんでいただいている様子を少しではありましたが、感じ取ることが出来、大変嬉しい一日でした。

「パタンナー」としては特に、「お直しの具合い」や「着用感」についてのアドバイスを、実際にその場で着ていただいた上で吟味することが出来て、それをお客様に直接伝えることが出来るのはとても感慨深かったですし、お客様としても「安心」出来るのではないかな・・・と及ばずながら実感しました。

ワークショップでは、参加いただいたお客様とともに「秋のクラシックコーデ」について大変貴重なご意見をいただくことが出来ました。

先日、ご協力いただきました挑戦状(アンケート)で、今後の要望として多くみられたのが「クラシック」!
我々も可能性を感じていて、ぜひとも開拓したいカテゴリーです。
色々あるファッションのカテゴリーの中でも、受け取り方の振り幅がかなり広いのが「レトロ」「モダン」そして・・・「クラシック」・・・(・・;)
出来るだけ多くの方の心を動かせるモノ、手に取ってみたいと感じていただけるモノを世に出したい!!
秋の新作開発に向けて始動する、まさにこのタイミングで!あなたの意見を聞かせていただけませんか!!・・・・・・というトコロが、今回のワークショップでした。
参加いただいたお客様、本当にありがとうございました。
以下、僭越ではありますがその様子をお伝えいたします。

①ファッションカテゴリー(テイスト)について
「ファッション」ですからそれこそ個性。人それぞれ感じ方が違うのは当然。
「ミリタリー」「エレガント」とか言うと比較的感じ方のブレは少ないのかな・・・と思えますが、われわれが開拓していきたい「クラシック」は、ブレの振り幅が相当広いと感じますし、たくさん枝分かれしています。
現に、NO.Sで発表している中でもひとつのテイストにはおさまりません。
例えば「乗馬風パンツ+ベスト」のコーデと「レトロニットワンピース」。どちらも充分に「クラシック」です。が!テイストは違いますよね。
では、「クラシック」の中でもどんなテイスト?「正統派クラシック」なのか「ゴシック寄り」なのか「ロリータ寄り」なのか・・・???
お客様が望む「クラシック」とははたしてどの「枝」なのか・・・!

というトコロからお話しさせていただきました。

②具体的に「画」を描いてみる
どんなテイストの「クラシック」が望まれているのか。先ずはご自身が「着たい」と思うモノを「画」で表現していただきました。
お客様の頭の中にどんな「クラシック」があるのか・・・即興だったのに、皆さんとても熱心に描いて下さいました!
アイテムとしてはジャケット、ベストが目立った感触でした。
そして皆さん、「画」も上手かったですね!テーマ説明があったにしても、いきなり「じゃ、画を描いてみましょうか。」と言われてあんなに描けるモノなんですね。(笑)
個人的には画は苦手なので、内心「!こんなに描けるの…?!」とビックリでした。(^_^;)

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③文字にして羅列してみる
時間さえあれば、いつまでもお話ししながらたくさんの画を描いていただいて・・・ということも出来ますが、限りがあるので画はソコまでにしていただき、今度は文字を並べてみようかなと。
とにかく自分の「着たい」と思う「クラシック」!
アクセサリーを含むアイテムは?
ディテールやテクニックは?
アイテムはベスト、ヘッドドレス(?)
テクニック(仕様)は編み上げ、フリル、レース使い・・・が目立っていましたね。
話をしていても納得できました。

④浮かび上がってきた「クラシック」
画を描いていただいたり、文字を書いていただいたりしていく中、出てきた「それぞれのクラシック」について、チョコチョコ質問をさせていただきました。
私が感じて、モワモワッと浮かび上がってきたのは「ゴシック」「スチームパンク」(コレはNO.Sでも話に上がっていたんですよ!)でした。
次点として「正統派クラシック」「クラシック+ミリタリー要素」でしょうか。
メンバーの中で上がっていた意見を一旦取っ払って臨んだワークショップでしたが、「ぜひ挑戦したい」と話題になっていたテイストだったのでとてもうれしく感じました!!

更に!!!
ワークショップに参加いただいたお客様から、後日「あふれ出るアイデア」をとても丁寧な「画+詳細説明」で頂戴いたしました!感謝、感激です!!ありがとうございます!!!
とても吟味し甲斐のあるご意見でメンバー一同喜びの悲鳴です!

⑤とにかく感謝!
参加いただいたお客様、以前実施させていただいた「NO.Sからの挑戦状(アンケート)」・・・
情報をさらにブラッシュアップさせて、今後の開発の盛り込ませていただきます。

今回のワークショップ。
「その時々の気分で着る服を選ぶので、クールなモノからキュートなモノまで・・・ひとつのテイストにはおさまらない」というオシャレの強者さんも参加いただきました。
「ナマの意見」で、得るモノもあり、おまけに私自身が楽しませていただき、大変ありがとうございました!
いつかまた、こういう機会があれば、ぜひ参加していただきたい!と願っています!!

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■工場長
梅雨明け後の徐々に身体が暑さに慣れてきた頃に行われた限定ショップに、たくさんの方々にお越し頂き感謝いたします。

私自身大勢の人の前で話をするより、少人数で話を聞かせてもらう体制の方が合っていると思っていたので、丁度良い参加人数でのワークショップとなりました。

まず、今までにNO.S PROJECTで商品化したポーチやアクセサリー、この秋に再販を予定しているソフトシルクハットも含め、限定ショップでは展示しきれなかったサンプルの着用感、使用感を試して頂きました。
参加者の皆さまは購入経験のある方々でしたが、実際に手にとって頂き、ネット販売での購入のハードルを下げられたのではないかと思います。

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その後、サテンリボン1本で作る「リボン結び」を体験して頂きました。
靴紐を結ぶように、左右2本で結ぶリボンのイメージが強いかと思いますので、
1本のリボンからリボンを結ぼうとすると、意外と難しく、個性が出て、人それぞれリボンの形が異なります。

可愛く結べるコツをちょこっとだけ伝授しました。
これが可愛く結べるとかなりの上級者で、スカウトの対象となります(笑)

ここからさらに詳しくお話を伺っていきました。
ワークショップのテーマ「この秋、コーデに取り入れたいファッショングッズ」に沿って、お手持ちのお洋服やお気に入りのコーディネートについて候補を出して頂きました。
参加者の皆さまがNO.S PROJECTのお洋服を好きでいて下さったので、テイストがハマり、話が弾みました。
猫モチーフのアイテムや秋冬に活躍しそうなアイテム、年中通してコーデに取り入れられそうなアイテムと色々アイデアが集まりました。

お客様に助けて頂いてばかりでしたが、直接お話しすることで刺激となりました。
お客様にとっても得るもののあるワークショップになっていたら幸いです。
ご参加頂き、誠にありがとうございました。

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各担当者、これでも短くまとめましたが、1つの記事に収まりませんでした。
後編に続きます→【1日限定ショップ】ワークショップ・各担当レポート2

~あとがき~
ワークショップ開催中に、外から様子を伺われたお客様が十数名いらっしゃったのですが、
恐らく、既に開催中のため参加されることを躊躇われたお客様も中にはいらっしゃったのではないかと反省しております。
参加だけでなく、観覧だけでもご参加頂けたのですが、暑い中足をお運び頂きましたのに、ご案内が至らず、誠に申し訳ございませんでした。